血統と馬場から競馬を読み解くブログ

各開催の傾向を血統と馬場から読みといていきます。

1月4日開催の傾向分析(中山芝のみ)

今回は中1日で時間がないため、中山の芝1600mと芝2000mの2コースのみになります。

【中山】

Cコース替わりだが差しが決まりやすい傾向にあり、年末同様タフな馬場
向かい風も強く上がりが出ないため差し馬には厳しい

芝1600m
3歳オープン戦と4歳上1000万下の2レース
・3歳戦
前傾ラップのレースで1着は後方2番手で脚を溜めたディープブリランテ産駒の差しが決まったが2,3着は先行インで脚を溜めた2頭。
距離延長ローテの期待値は低く、前走同コース同距離ローテク先行経験組が期待値が高い。

・古馬混合戦
ペースがある程度流れるレース展開でインで脚を溜めた差し馬の1-3着独占
3歳戦とは変わって近走上がり上位組の期待値が高く、先行経験組の期待値は低い

・血統傾向
タフな馬場でありながら差しが決まりやすい馬場ということもあり、スタミナとスピードを持つノーザンダンサーの血を持つ馬が好調。
SS系はディープ産駒2頭が1着を占めるもパワー型のディープブリランテ産駒と母父ダンチヒ系を持つ。
また、タフな馬場のため、スピードを持続させる特徴のボールドルーラー系やミスプロを父または母父に持つ馬も好調。

芝2000m
3歳未勝利戦と古馬混合重賞の2レース
・3歳戦
1000m1.03.3と超スローペースもタフな馬場と向かい風の影響もあってか、力が抜けた1番人気も最後差される前崩れの結果となり中団で脚を溜めた2頭が穴を開けた。(8番人気、9番人気)
距離延長、東京→中山替わりの期待値は低く、同コース同距離ローテの期待値が高い。

・古馬混合戦
向こう風も強く上がりが出ないため、内枠のインで脚を溜めた馬が1-3着を独占。
また、1-4着を前走同コースの中山2000m組が占めるように今の中山はタフで特殊なコースのため同コースローテの馬が期待値が高い。
逃げ馬や外を回す追い込み馬は期待値が低く、インで脚を溜めれる馬が馬券の中心。

・血統傾向
非常にタフな馬場とコートのためスタミナ型の馬が好走。
父または母父にTサンデー系やリファールやストームバードの血を持つ馬。特に穴を開けるのはNijinski内包馬。