血統と馬場から競馬を読み解くブログ

各開催の傾向を血統と馬場から読みといていきます。

1/21(土)傾向から推奨する軸と穴馬

1/21(土)分血統分析ファイル.

 

中山1R
◎ヴィオラ
ストリートセンス(ミスプロ系)×母父シングスピール(サドラーズウェルズ)でスタミナ型の血を持つ。
前走休み明けでスタートで行き脚つかず中団からの競馬になり、終始大外を回す不利あり。スローペースで前の馬で決まった中上り2位の脚で追い込んで3着。休み明け2戦目の上積みあり。
凍結防止剤でタフな馬場で差しが決まりやすくなるはずなので、馬場も味方するだろう。

穴モンサンエクレウス
アイルハヴアナザー×母父サンデー
アイルハヴアナザー産駒はフォーティーナイナー系の血統で米国型ダート血統。今回はダート替わり初戦。休み明けで動きもまずまずなので正直掲示板も難しいかもしれないが、アイルハヴアナザー産駒のダート替わりはプラスで馬格のあるタイプなので身替わりに少しだけ期待したい。
あくまでもヒモの一頭

 

中山2R
◎スプリングフット
トーセンブライト産駒でロベルト系のスタミナ型。
前走は開幕日のパサパサダートで非常にタフな馬場を番手追走0.0秒差2着とスタミナを求められる馬場向きで凍結防止剤のタフな馬場の外枠先行馬。逃げ馬不在でスローペース濃厚の言った言った決着になる可能性が高そうなメンバー構成で展開も向くだろう。

穴リードザフィールド
Haynesfield(ミスプロ)×母父リヴァースペシャル(ネヴァーベンド系)

父ヘインズフィールドは米国ダートG1ジョッキークラブGCS(2000m)の勝ち馬、母父リヴァースペシャルは米国ダートG1馬で米国ダート血統の良血馬。
開幕日のパサパサダートタフな馬場の新馬戦はスタート良く前につけるもスローペースだったためか最内でのんびり追走する中、後方勢が外から追い上げるレース。加速までだいぶもたつきがある印象で追ってからの脚は目を張るものがあったので2戦目の上積みに期待したい外国産馬。
中山より東京ダートマイルの方が相性良さそうだが、ここも注目。

 

中山3R
穴ブラウンスビト
サムライハート×母父ジェイドロバリー
母父ジェイドロバリーは米国産の仏競走馬でグランクテリウム(G1芝1600m)の勝ち馬で芝マイルから中距離を走ってきた馬。ミスプロの直仔ということもあって、産駒はダート路線で活躍し、1997-1999年の日本ダート路線限定で3年連続1位を獲得。今回ダート替わり初戦でテンも早く距離短縮はプラスなので変わり身に期待したい。

デルマオフクロサンもちょっと気になるが今の馬場は少し向かないかなと。東京ダート1300辺りで注目したい。

 

中山5R
◎ニシノキッカセキ
サニングデール×母父アグネスタキオン
サニングデール産駒はあまり見ないと思うが、サニングデール自身は短距離を中心に活躍した国内馬で高松宮記念(2004年)の勝ち馬。
InRelityにつながるマッチェム系で父父ウォーニングはQEⅡの勝ち馬、父父父Known Factは2000ギニーの勝ち馬とマイルを中心に活躍してきた系譜。母父アグネスタキオンでスタミナ豊富でタフな馬場巧者でもあるが、もまれ弱いところもあるので内枠はマイナス。
ただ、母系は母父母アグネスフローラ、母父母母アグネスレディー、母母父セイウンスカイ、母母母ニシノフラワーとポテンシャルをかなり秘めた血統でこの人気なら素直に頭で狙ってみたい。クラシックで見ると地味な血統ではあるが実際名馬の血が流れており、NHKマイルあたりで台頭してほしいと淡い期待。血統だけ見れば未勝利戦でくすぶっているレベルではないだろう。

 

中山8R
穴トーセンミッション
アグネスデジタル(ミスプロ)×母父スタードナスクラ
前走は距離延長ローテで凡走、今回距離短縮ローテ。3走前の中山ダート1200mで出遅れから上り最速0.3秒差4着。今回は凍結防止剤が入ってタフの外差し馬場で逃げ馬複数出走である程度ハイペース前崩れの展開になれば、この馬の一発もあっても良さそう。母父スタードナスクラは米最優秀スプリンタータイトル保持者のナスルーラ系で持続力に長けており、前崩れの展開で外枠の上がり上位馬はこの馬だけなので期待できるかもしれない。ただ、混戦で何が来てもおかしくないメンバー構成。

 

中山9R
◎ピスカデーラ
ブラックタイド×母父エルコンドルパサー(キングマンボ)
前走は距離延長ローテ。中山巧者のブラックタイド産駒で母父エルコンドルパサー(サドラーズウェルズ内包)の距離短縮ローテ。上りのかかる馬場向きで立ち回り力に優れた小回り巧者。イン荒れで外差し馬場も水分を含んだ馬場である程度タフのためイン追走組の期待値が高く、番手で脚を溜める競馬が出来る当馬に展開が向きそう。

調教からの推奨はムーンザムーン。
南W66.5-52.3-38.4-12.6と休み明けの成長を感じるベストタイム更新。父ローエングリング産駒(サドラーズウェルズ系)×母父サンデー、母母系にプリンスリーギフトを持っておりタフな馬場向きなスタミナ型。
休み明けの成長に期待。

 

京都1R
穴ミュルミューレ
スウェプトオーバーボード×母父サンデーサイレンス
明日の京都ダートは先週同様軽い馬場で先行馬の脚が止まらないはず。
父フォーティーナイナー系で前走は休み明け初ダート出遅れで上がり5位。休み前は芝レースでテン良し逃げまたは番手の競馬を出来ていたので、休み明け2戦目でスタートさえ出れれば逃げ残りに期待できる一頭。
前走馬体重増だったので、少しは絞れていれば・・・

穴セトノムーン
アドマイヤムーン×母父ノーザンダンサー系
外枠のフォーティナイナー系逃げ馬。前走は行きたがって折り合いつかない競馬でタフな馬場ということもあって馬場向かず。時計が出る馬場替わりに期待出来るかも。

京都3R
◎シゲルカモシカ
キンシャサノキセキ×ミスプロ系
京都ダートのキンシャサノキセキ産駒の相性は良く、先週の傾向からも内枠先行経験組が好走傾向にあり。鞍上も和田騎手替わりプラスでここは期待したい。

 

京都4R
◎メイショウクジャク
サウスヴィグラス×母父ネオユニヴァース
メンバー見てもダート血統が少なく、外枠のサウスヴィグラスを狙いたい。

京都5R
穴ウインベラシアス
スクリーンヒーロー×ボールドルーラー系
ノーザンダンサー5+5×5のクロス持ちでロベルト×ボールドルーラーでいかにも切れない持続力タイプ。恐らく雨で馬場も渋っており時計のかかる馬場なら、内枠の先行馬で脚を長く使える当馬を抑えておきたい。

 

京都7R
穴タイキレガトゥス
クロフネ×ロベルト系
3走前に同コースで後方から追い込んで4着も近2走は距離延長の1800m戦で凡走続き。距離短縮ローテで水分を含んだ時計の出る馬場で北村騎手への乗り替わりなら好位で溜めて3-4角からポジションを押し上げて差してくる騎乗をするはずなのでここは変わり身に期待したい。

穴パッセンジャーシップ
先週の傾向通りなら内枠の先行経験馬の好走が高く、当馬以外内枠先行馬がいないのでこちらも推せておきたい一頭。

 

京都8R
◎アスタキサンチン
ヴリル×レッドゴッド系
レッドゴッド系のスタミナ型で持続力に優れているため、好走パターンは一定のペースで脚を長く使って先行出来るときに限るが、前走はスローペースで逃げたため展開向かず。休み明け2戦目の距離短縮の上積みに期待したい。鞍上は若干不安。。

穴タマモアルム
ワイルドラッシュ×母父ダンスインザダーク
距離延長ローテはマイナスも内枠の逃げ馬で母父ダンスインザダークとスタミナ補完で延長ローテもまずまず。父ニアークティック系でスピードタイプであり、テンも早いのですんなりハナを取れるはず。今の馬場でこの人気なら。


中京ダートで先週の傾向に当てはまる血統推奨馬(穴馬中心)
父または母父スタミナ系
※先週と同様の傾向かどうかは分からないのであくまでもご参考までに

1R(ダート1800)
アスヘノキボウ(スズカマンボ×ロベルト系)
デスティネイション(ストリートセンス×ボールドルーラー系)
2R
メイスンラック(ロージズインメイ×ミスプロ系)
クルークハイト(クロフネ×Tサンデー系)
ジョワイユ(パイロ×ニジンスキー系)
3R
サウスギガパワー(サウスヴィグラス×サドラーズウェルズ系)
コンプレアンノ(タイムパラドックス×ダンチヒ系)
6R
メイショウゲントク(フレンチデピュティ×レッドゴッド系)
ポンナヴァン(シンボリクリスエス×ヴァイスリージェント系)
8R
ノーモアベッド(スウェプトオーバーボード×ロベルト系)
モンラッシェ(タニノギムレット×ヴァイスリージェント系)
11R
ランドオザリール(ゼンノロブロイ×ニジンスキー系)
ミッキータイガー(キングカメハメハ×サンデーサイレンス)
シャイニービーム(カンパニー×サンデーサイレンス)